4ヶ月の中学受験は屈辱から始まった
おはようございます、ぺっきーです!
今日はよく寝ることができました〜🌸
前回の記事では、小学6年の夏、行きたい大学から逆算し、行きたい高校と中学を決め、「間に合わない」と言われつつ国語力で期待されて、入塾するところまでお話ししました。
*詳しくはコチラ↓
本日はその続き。
小6の夏から入った塾での4ヶ月間について、お話しします。
中学受験を考えるママ・パパ、参考にしてください✨
小6の9月に入塾
とりあえず入塾許可をもらった電話で、次の日曜から通塾開始。
私の通っていた塾では、通塾パターンが2つ。「平日コース」と「日曜コース」です。
どちらも1教科50分、教科の間休憩は10分間。
平日コースは週2回。
塾は街の中心部で、田舎にある私の家からはバスで片道30分。交通費は片道約500円で、しかも、1時間に2本しかありません。
それと、平日も土日も関わらず、バレエに通いたかった。
となると、放課後は空けておきたいから平日コースは時間的にも経済的にもNG。
一番良いのは日曜にまとめて通うこと。
もう、10年以上前のことなのでうろ覚えですが、スケジュールは以下です。
8:00〜8:50 算
9:00〜9:50 国
10:00〜10:50 理
11:00〜11:50 社
この塾では一斉テストが月1回、日曜午後にあるため、テストがある場合は、このスケジュールの後、お昼を食べてテスト。帰宅は夕方でした。
これに加えて、もう追い込みの時期だったので、土曜にも、特訓授業。
毎週3科目ずつで、3科目めは理社を入れ替え。
詳しいスケジュールは忘れましたが、内容は受験対策のテストと解説。
ご丁寧に毎週、成績は集められて、次の週には優秀者が各教科10位まで名前が載ったランキング紙を配られます。
これが9月1週目から、入試が終わる1月末まで続きました。
バレエとの両立
日曜の午後に月2回、バレエの特別クラスがあったため、テストと被った日はテストを移してもらっていたと思います。(個別受験)
*テストは月1回が基本ではありますが、塾は融通が利いていて、予備日の設定があり助かりました😭
バレエの特別クラスに向かう時は、母が車で送り迎え。
バレエの荷物を持ってきてくれて、昼食を食べたり、公園に行ったりしながら時間までゆっくり過ごしてました。
すごかったのは土曜日のスケジュール。
午前 バレエ
お昼 塾
夕方 バレエ
バレエ教室と塾の距離はバスで10分ほど。
でも、荷物の多さを心配した母が助けてくれていました。
午前のレッスンに行くときに2レッスン分の荷物と塾の荷物を持って車移動
↓午前のレッスン
13:00になったら迎え
午前中のレッスン着を夕方の分と交換して、バレエ教室に置く
↓車の中でお弁当
塾の荷物だけを持って塾へ
↓塾でテストと解説
バスでバレエ教室へ
午前のレッスンに送ってくれた後、近くのスポーツクラブで母は運動して待機。
書きながら思ったのですが、私の母は偉大ですね😌
私のことを本気でサポートしてくれていたから、今もバレエを続けられているんだなぁ、と実感しました。感謝を返さねば。
白紙のノートと白紙のテスト
入塾許可の電話の際、「予習」のページを伝えられました。
この塾では、予習型を取り入れていました。
また、各教科の教科書に答えの書き込みはNG。
ノートの準備が必須で、ノートに予習ページの問題の答えを書いてくること。
*算数は計算過程もOK。
予習といって問題を開くが、分からないことばかりなので、ノートはほとんど空欄。問題番号だけ書いて持っていっている感じ。
そして、初授業で衝撃を受ける。
なんと、席の順で答えを言っていくスタイル!!!
「〇〇さんまでいったから、次はぺっきーさん!」みたいな感じで。
ビクビクしながら授業を受けていました。
あてられても、空欄で答えがないから言えない。
しかも、毎週、国社ははじめの5分でテスト。
国語の時間は「漢字テスト」
社会の時間は「年表テスト」
これも、隣や前後の人と交換して相互採点。
最初のうちは、答える順番が来ても「わかりません」しか言えないし、テストでは0点もとるし、屈辱の嵐でした。
サポートをしてくれている母や父には泣き言は言えない。
でも、その屈辱があったからこそ、自分でどうすればいいのか考えました。
「予習」は正解を書けなくていい
テストの答案用紙は、「正解」を書ければベスト。
でも、「答案」という漢字から推測するに、そのまんま「答えの案」であるということ。
採点者に「私の答えいかがですか?」と尋ねられれば「答案」!
入塾当初の私にとって、予習のノートにも「正解を自分で出せないと書いちゃいけない」と思い込んでいました。
それは、学校のドリルも、通っていた学研教室の教材も「復習型」の順番だったからだと思います。
<復習型>
説明を読む
↓
問題を解いて答え合わせ
<予習型>
問題を見るor解く
↓
授業で答え合わせと解説、丸つけ
予習型では、何も情報がないのに、問題を解かせるってどういうことだ、となりますよね笑
そこで、助けてくれるのが参考書。
入塾時、ある参考書シリーズを購入してくださいと言われました。
「応用自在シリーズ」です!↓
授業を受けて「わかりません」を連続しなきゃいけない屈辱を味わった私は、どうにかこうにか「空欄を埋めて答えられればいい」と考えました。
そのため、以下のフローを実行。
問題を見るor解く
↓
分からない問題は参考書で調べる
↓
答えをとりあえず書く
↓
授業で答え合せと解説、丸つけ
大人になって振り返ると、勉強ってこういう流れだよねっていえる当たり前のことですね😂
しかし、塾で見ている限り、この勉強の当たり前が12歳までに身についている子はほとんどいません。
「予習は答えを調べて、案として持っていく。正解かどうかは授業で分かれば良い」
もう、できなさすぎたので、割り切って調べまくって、できるかぎりノートの空欄を無くして塾に向かっていました。
毎週のテストの対策
テストも、相互採点で恥をかきたくなかったので、必死に対策しました。
国語の漢字テスト
ひたすらに「書いて覚える」です。笑
元々、漢字は得意だったので、そんなに練習は苦じゃありませんでした。
社会の年表テスト
大苦戦しました。
「金印を授かる」年から、年月を経て「オイルショック」あたりの年まで。
毎週年代順に、10個ずつ覚えることを指示されるわけです。
年号はともかくとして、出来事まで初見のものばかり。他の塾生の子達は半年間、年表テストを行っているし、歴史も一通り学んでいるはず。
私にとっては「初見の年号×初見の出来事」。覚えるのは相当キツかったです。
これに関しては、毎日のバレエや塾に行く送り迎えの車の中で、ずーっと紙を見つめて刷り込みました。
4ヶ月の成長
9月の初めに通塾スタートして、第一志望の国立大附属中学の受験日は12/16。
都内でもあまり無い早い時期の受験ですよね笑
3ヶ月、通塾した結果。
落ちました。
12/23、一斉開示の日、私の番号はありませんでした。
やっぱりダメだったかと落ち込みながら、母と父と近くのファミレスで食事したのはまだ覚えています。
12/26にはバレエのコンクールもあって、落ち込んでいる場合でもなかったので、とりあえずバレエ、と切り替え。
12/26。
バレエの舞台用準備で忙しい時に、1本の電話が。
「補欠合格」の知らせでした。
父に抱きついて泣いて喜んだことを覚えています。
実は、12/26は私の誕生日。
誰からのプレゼントなのか、と疑いましたが、ちゃんと入学手続きもできました!笑
年明け後、願書を出してあった私立中2校も受験。結果はどちらも合格。
通塾から4ヶ月間で3つの中学に合格しました。
書きながら気づいたけど、第一志望までは3ヶ月と少ししか時間がなかったのですね、、、😅
長くなってしまったので、本日はここまで。
次回は、この中学受験の4ヶ月から学んだ勉強スキル・学習方法について、そして、今回の記事では詳しく書けなかった受験内容対策などを書きます。
まとめる、とか言いつつ長くなっちゃうの、申し訳ないですが、ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
明日も読んでくださると嬉しいです😌🌸
ぺっきー