ペッキー東京 〜Mama Dancer〜

バレエと勉強と、家族の毎日の記録。

3年で人は変わる、バレエ団に今更入った理由

こんばんは、深夜のぺっきーです。

 

長男はおとといで2ヶ月。

めまぐるしい成長で、1日1日が過ぎるのが早く、とてもブログに注力できる状況じゃありません!

 

が、今の気持ちをどこに吐露すればいいか、分からなかったので、雑記になりますが、ここで。

 

出産して、ようやく友達を呼んだり、バレエに行った前後で久々の友達とお話したり、で最近私が伝えていること。

 

人は3年経つと思ってもないことが起きる

 

3年前、同じ土俵に立っていたはずの子が今や大物になっている。

3年前、一緒に悩んでいた子が、第一線で活躍したり、海外で働いている。

 

この状況に私は驚きが隠せない。

 

私がおお、と注目する子たちっていうのは、行動を起こして継続している人。

 

バレエ団入ろう

バレエ団を継続してみよう

 

これ、経済的にもキツイからなかなか続かないから、精神論だけでは実現できないのが悲しい。

 

まず、バレエ団入ろうと思ったら、オーディション費用かかる(しかも数回〜数十回)、バレエ団を継続しようと思ったら、日本の場合、チケノル・団費が発生し、親の強力な経済支援がない限り、とても都内では一人暮らしできないです。

 

日本じゃなくても、海外にまず行くっていうのも初期費用めちゃかかる。私はアメリカのバレエ団のオーディションと研修1ヶ月間と、合わせて200万くらい、2年間でぶっとんでます。

 

今思い返せば、20過ぎれば、3年経ってもそんな変わりはしないとどこかで諦めていたのかも、と気づきました。若いから、と言う言葉が通じるところもあれば、通じないところもある。

 

特に、日本の場合。

タレントや舞台に立つ人は、若い年齢10代で出て注目を浴びれば、そのまま活躍し続けるので、印象に残るので、早いうちに花を咲かせた方が絶対に有利だなぁ、としみじみ。

不思議なことに、遅い年齢で出ようとしても、年齢がいっているから、という理由で受け付けられないこともしばしば。

 

1年半前に、私もとあるバレエ団入団オーディションで、

「顔は綺麗だけど、年齢は上過ぎる」

 

じゃー、年齢23までとか書くなよ。顔はもはや今の状況じゃなんとも皮肉な褒め言葉かよってキレツッコミを心の中で入れました。

 

そんなこんなで、怪我をしたこともあって、私はスタートが遅すぎた、と思わせられることが多くて、経済的な部分を支えていた精神もやられていました。

 

で、結婚して、舞台立って、結婚披露パーティーして、舞台立って、新婚旅行して、ハネムーンベビー妊娠・出産した今。

 

自分がどうなりたいか、が大きく変わりました。バレリーナになりたいけど、独身の時や結婚してからも、日本のバレエ団では収入が得られず、団に払うお金も手元になく、そもそも、オーディションに受からないので諦めていました。でも、妊娠期間でよーく考えて、今の25が本当に最後のチャンスかも、3年経っても28で、そこからまた3年で31。

 

バレエ人生を大きく変えるのに十分時間があり、もし長男が6歳になった時に胸を張って、ママはバレエダンサーなのよって言えたら、きっと幸せだろうな、って。

 

経済的なところは問題は大きいですが、夫に頼って、まずは行動を起こしてみたのが、今回のオーディション挑戦です。

 

結果、通ったので第一歩ではありますが、今後の継続のしかたは悩ましいところ。

 

とりあえずは11月の公演に向けて、バレエ団員としての活動を3ヶ月初体験です。3年間とその後をを想像しつつ、やってみます。

 

こうして、一歩を踏み出せたのも、今まで出会った子たちが頑張って活躍してくれているから。

 

8月中に会う機会があるので、みんなにお礼を伝えたいと思います。

 

なんか、本当に雑記になってしまった。

 

言いたいことは、目の前にある小さな可能性に明るい未来を想像して、突っ込んで行けるといいねってこと。(特に芸能関係の人)

 

それでは。

ぺっきー